これまでのお話
中小企業のゲームプランナーとして働いてきたえくすちゃん。
ゲーム会社の就活において、伝えたいことは4つです。
①ゲームプランナーはやる気が大事、逆にやる気さえあればゲームプランナーになれる
➁面接用資料を用意すべし
③本命の会社は就活の終盤に受けるべし
④もし大手に行きたければインターンに行くべし
少しでも気になる内容があれば以下へどうぞ!
ちなみに前編はこちら
就活体験記【後編】
⑤とある就活生に出会う
中小企業に惨敗し、絶望に沈んだえくすちゃん…。
藁にも縋る思いで、今度は実際に対面で話して自分の希望に合う会社を探してくれるタイプの就活エージェントに登録しました。
まずは面談ということで、都内某所に向かいます。
どんな会社を志望しているか、ガクチカなどを面談で話してまとめると、エージェントの方がエントリーできるゲーム会社があるから軽く説明を聞いてみないかということになりました。
どうやら他にもその会社を志望している就活生がいるとのことで、その人と一緒に説明を受けることに。
説明会後に、その就活生と少し話す時間がありました。
その就活生は謎のファイルを持っていました。
【えくすちゃん】:それって何ですか?
【就活生】 :面接用資料です。作ってないんですか?
【えくすちゃん】:作ってないです。少し見せてもらっても良いですか?
【就活生】 :良いですよ!
見てみると、自己紹介や自己アピールが画像やイラスト付きで書かれた資料でした。
口頭だけでは伝えにくいアピール内容を、画像やイラストで補足説明するために使うそうです。
それを聞いたえくすちゃんは「そんな面倒くさいことしてんの!」と内心思いました。
でも、後がないえくすちゃんは、受かるためにやってみるかと思い、作ってみることにしました。
⑥面接用資料を作る
いざ資料を作ろうとなったとき、どんな内容にするかについてですが、えくすちゃんはあまり悩みませんでした。
なぜなら、これまでの面接で話した内容を画像付きで書けばよいかと思ったからです。
そうして作った資料には以下の内容を入れました
・自己紹介:
出身地や大学や趣味とか
・大学で学んでいること:
授業でミニゲームを作ったことがあったのでそれについて載せた
(ちなみにほとんどチームメンバーに丸投げだった)
・研究室で行っている研究について:
プロジェクションマッピング的な研究なので、画像を載せると見栄えが良かった
・趣味:
えくすちゃんは絵をかいて超簡単なノベルゲーを作ったことがあったので、それを誇張して書いた
正直、ゲームに関係ないことでもとりあえず載せて、無理やり「ゲーム制作に役に立ちます!」みたいなことを載せていました
⑦資料をもっていざ面接へ
いざ面接に資料を持っていき、自己アピールの時に「資料を持ってきたのですがお見せしてもよろしいですか?」と聞きました。
面接官の方も興味を示してくれて、「え!いいよ、見せて!」と言ってくれました。
そうして、画像を見せつつ大学や趣味の話をすることで、より内容が伝わった気がしました。
また、面接官の方からも、「こう書いてあるけど、どういうこと?」みたいな感じで、省いた部分や伝え忘れていた部分を補完するように聞いてくれました。
資料を持っていって大成功だなと思いました!
資料があると、伝えたいことを忘れたときに見ればわかるので、面接で話す内容をざっくり覚えておけばよくなります。
これによって、面接するときの緊張が大幅に無くなりました!
なので、面接する際には面接用資料を持っていくことを強くおすすめします!
1つ注意点として、「実際に資料を見せて良いかは会社による」という点です。
無理やり「資料を見せて良いですか?」と聞いたり、資料にばかり顔を向けたりしていると、評価としては大幅なマイナスです。
あくまで、許可が下りた場合の補助的なものとして考えた方が良いと思います。
⑧奇跡的に1社受かる!
こうして資料をもって面接を受けた会社の中からようやく1社内定がもらえました!!!
また、内定はもらえなかったのですがバ〇ダイナ〇コスタジオでも最終面接まで行くことができました。
面接でも資料に興味をもっていただけて話が弾みました。
内定をいただけたので、選考が進んでいた他の会社は中断し、就活を終えることにしました。
就活を終えて思ったこと
大学の就活説明会でも言われましたが、就活を続けると面接での対応に慣れが出て、受ければ受けるほど、うまく自己アピールできるようになります。
実際、自分もそれを感じていて、面接資料に加えて、面接慣れしたことも、内定をもらえた大きな要因だったと感じています。
そのため、もしどうしても行きたい会社がある場合は、就活の後半に受けることを強くお勧めします。
といっても会社によっては受付期間が決まっていたりするので、難しいんですけどね。
また、会社に入って、面接を担当する上司の話を聞くと、「いかに会社に入った後も働き続けてくれそうか?」を見ているとのことです。
そして、それはその人が「どれだけゲームプランナーになりたいと思っているか」で測れます。
思いが強ければ強いほど、会社に入った後も長く続けてくれそうだからです。
なので、たとえゲームプランナーの知識が無くても、本当にプランナーとして仕事をしたいと思っているなら、なぜプランナーになりたいのか?、入って何がしたいのか?といった思いの丈を面接でぶつければ、どこかの会社は内定を出してくれるんじゃないかなと思います。
つまり「ゲームプランナーはやる気が大事、逆にやる気さえあればゲームプランナーになれる」ということです!
やる気があるならあきらめる必要なんてないです!
おわり
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
これから就活がある人も、今就活中の人も、もしくは転職を考えている人も、ぜひチャレンジする気持ちがあるならゲーム業界に飛び込んでみてください!
実際ゲーム会社で働くと、楽しいことばかりです!
中小企業で働いてみて楽しかったことは、以下の記事にもまとめているのでぜひ興味があれば!
では、また気が向いたらゲーム業界についての記事も書こうかなと思います。
何か気になることがあればコメントやTwitterで教えてください!
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